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予算管理の重要性

予算管理の重要性

資金力の弱い中小企業や零細企業は、漫然と経営しているとすぐに倒産してしまいます。
利益が出ていないなら、その理由を分析し、改善できるシステムを導入しなければなりません。
それが予算管理です。
会社の業績が少しでも想定からはずれた場合、予算管理によって原因と対処法が
すぐにわかるようになるため大企業のみならず経営の不安定な中小・零細企業にこそ必要です。
ちなみに孫正義、松下幸之助、稲盛和夫など大成功した創業者は必ず早い段階から予算管理を
導入していたようです。

PDCAサイクルのスピード化が求められる予算管理

予算管理は複雑な管理テクニックではありません。
しかし、予算管理の考え方を身につけている経営者と理解できていない経営者では、
結果は雲泥の差となります。

予算管理は企業の経営目標を明確にして企業活動を目標達成に向かわせる仕組みのことです。
目標達成のため経営資源の配分を計画(PLAN)し、実施(DO)して結果的に目標を達成できたかを
分析/評価(CHECK)し継続的に改善を積み重ねていく(ACTION)ことで 「PDCAサイクル」
による管理手法といえます。

経営環境の変化が目まぐるしい現在、PDCAサイクルはスピード化が求められています。
予算と実績の差異を分析し、対策を立て、見込みを更新し、
経営TOPは最新の経営見通しを立てますが、状況に対応できるよう経営判断の早さが大切で
PDCAサイクルを半期、四半期、さらに月次で回すことが昨今では当たり前になりつつあります。