TOPPAGE > 業務効率化についての基礎知識 > ムダな時間の排除で業務効率化を図る
ここ最近、「業務効率化」の言葉が声高に叫ばれています。
中小企業こそ業務効率化が必須事項なのです。
経営に与える影響がすごく大きいからです。
特に今は人手不足がいろいろな業界で指摘されており、中小企業にとっては特に重大な課題になっています。
それを解決するための一つとしてIT導入が期待されていました。
IT導入によって便利になったのは事実であり、効率化されている面もあります。
しかし、それによってそれまで起こらなかった問題が起こるようにもなりました。
例えばパソコンの導入により、新たにITに関する知識が必要になったり、
それまで起こらなかった間違いが起こったりするようなりました。
これは大企業だけではなく中小企業にも多くみられていることです。
中小企業は大企業に比べて基礎体力が劣るため、
少しのムダでも経営に与える打撃が大きくなってしまいます。
先述の通り中小企業はちょっとしたムダでも企業与える打撃は大きいので、
できるだけムダをなくして少しでも体力的な余裕を生み出すことが求められます。
例えば長時間労働を少なくすることです。
必要であれば残業するのはOKなのですが、不必要な残業も多くみられるのです。
そんな不要な残業を少しでもなくせば、それだけムダを排除できます。
長時間残業が常態化しているのであれば、ノー残業デーを設けてみるのもいいでしょう。
会社側はノー残業デーをきちんと実践している社員に何かご褒美をあげてみるのもいいです。
それだけで、ムダな残業はかなり減るでしょう。
また、必要のない会議があればそれをやらないようにすることも効果的です。
複数の従業員を集めて会議をするのは思いのほか業務効率を低下させてしまいます。
本当に必要な会議はどれか、またはいらない会議は無いか、を精査してみてはいかがでしょうか。
二つ挙げてみましたが、これだけでもだいぶムダをなくせるはずです。
この機会にムダを一つ一つ失くしていき、業務効率化を図ってみてはいかがでしょうか。