TOPPAGE > 業務効率かについての基礎知識 > 業務効率化の基本は枠組みの再構築にあり

業務効率化を図るための枠組み

中小企業を中心にコストカットや納品ペースの向上が過激化
する中で、総合的な業務効率化が重要視されています。
単純に効率化を目指すといっても納品ペースを向上しつつ
クオリティー維持に努めた結果、思うような成果を得られない
ということもありますが、問題となってくるのはその枠組みの
再構築であり、業務内容だけを改善しても効果が上がらない
可能性があるのです。
業務効率化には様々な角度からのアプローチがありますが、
部分的な改革だけでは全体のスピード力をアップすることに
はなりません。
まず課題となるのは改善する部分を洗い出すということですが、
これが終われば次は問題点を集約してそれの改善を
実行に移すという作業に入ります。
しかしここで重要視されるのが改善を促す社員1人1人が
同じ方向を向いて目標を達成するということです。
どこかで他人事のように感じている、自分がやらなくても
誰かがやってくれる、という他力本願な考え方を持っている
社員がチームに1人でもいれば枠組みの改善には
繋がりません。

枠組みの再構築に求められるのはブレのない計画

業務内容を進めていくのは人間である以上、
そこにはそれぞれの解釈、やり方が備わっています。
しかし枠組みを誰もが理解できる、誰もが共有することの
できるものへと再構築することで業務効率化に
不足しているポイントを誰もが理解することができ、
ピンポイントでその修復を行うことができるのです。
また計画性にブレがないことも重要なポイントです。
計画では完璧だったものが、実際に進めてみると
思わぬところで問題が発生して同じことを何度も繰り返す
という負のスパイラルに陥る可能性があります。
これを回避するためには臨機応変な判断力はもちろん、
計画内容を事前に何度も確認しておくことが効率化を促す
ポイントであると言えるでしょう。
このように枠組み全体を再構築することで自然とチームが
1つになることができるのです。