TOPPAGE > 業務効率かについての基礎知識 > 業務効率化のためにデスクワークを見直し再構築する
業務効率化という言葉は経営陣の間でもよく耳にするものですが、
これ自体を具体的にどう行えばいいのか、分からない企業も少なくはないでしょう。
業務効率化とは厳密に言えば無駄を省くこと、つまり業務の削減や廃止を意味していますが、
これを取り入れることによって人件費の大幅なカットに繋がることは言うまでもありません。
また人件費のカットこそが業務効率化の最大の要でもあるのです。
では業務効率化をするために何から導入するべきなのか。
まず必要とされるのが業務改革です。
業務改革とはそれぞれの企業によって導入される内容は異なりますが、
主にデスクワークの再構築を行うことによってその目的が果たされると考えていいでしょう。
つまり、無駄な業務をカットするだけではなく、業務全体とデスクワークを改革していくこと、
新しい業務の導入やこれまでの業務の更なる強化、人員の再構築をしていくことで、
企業全体の利益へと繋がっていくということなのです。
最近では無駄を省くためにITを導入するという企業も増えてきていますが、
これは果たして本当に効率化へと繋がっているのでしょうか?
ITのシステム自体を理解できていない、
どれほどコストカットできているのか分からないという言葉も経営者からよく耳にします。
効率化を重視してITを取り入れたにもかかわらず、結果的にITを活用した方が、
コストも時間も大幅にロスしてしまう現象になることも少なくはありません。
この問題はITを導入する前に具体的なビジョンを取り入れることで解決します。
まずは人、時間、お金の部分を洗い出して見直してみることをおすすめします。
その上で経営戦略を確認し、それらを強化するために、
デスクワークで何か不足しているのかを浮き彫りにすることから取り組んでみましょう。
具体的にデスクワークで削減するべき点と再構築するべき点が見えれば、
より効率的なコストカットを実現することが可能となります。